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線形代数★★★大学 ・ 教養数学

対称行列の固有値と対角化可能性

by 匿名ユーザー

問題

行列 A=(200031013)A = \begin{pmatrix} 2 & 0 & 0 \\ 0 & 3 & 1 \\ 0 & 1 & 3 \end{pmatrix} の固有値をすべて求め、AA が対角化可能であるかどうかを判定せよ。

解答

固有値は 22(重複度2)と 44(重複度1)であり、AA は対角化可能である。

解説

行列 AA はブロック対角の形をしており、(1,1)(1,1) 成分の 22 は単独で固有値の1つとなる。残りの 2×22\times2 ブロック (3113)\begin{pmatrix}3 & 1\\ 1& 3\end{pmatrix} の固有値は、特性方程式 (3−λ)2−1=0(3-\lambda)^2-1=0 より 3−λ=±13-\lambda=\pm1、すなわち λ=2,4\lambda=2, 4 である。したがって AA 全体の固有値は 2,2,42, 2, 4(22 は重複度2)となる。AA は実対称行列であり、実対称行列は常に直交対角化可能であることが知られている。実際、固有値 22 に対する固有空間は (A−2I)v=0(A-2I)\bm{v}=0、すなわち (000011011)v=0\begin{pmatrix}0&0&0\\0&1&1\\0&1&1\end{pmatrix}\bm{v}=0 を満たす v\bm{v} の集合であり、これは2次元の解空間をもつ(階数1なので核の次元は 3−1=23-1=2)。固有値の重複度と固有空間の次元が一致しているため、AA は対角化可能である。

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